山伏装束

山伏装束(身に付けている物)の名称と簡単な解説
 ◆法螺貝(ほらがい)

 

勤行の時や山を歩く時に吹く法具。正しい教えを多くの人に伝えるという意がある。

 
     
 ◆頭襟(ときん) 
  
 

大日如来の五智の宝冠をあらわし、十二のヒダがある

 
     
 ◆結袈裟(ゆいげさ) 

 

修験道専用のお袈裟で九条袈裟という袈裟を折りたたんだもの六つのフサは六波羅蜜を表す

 
     
 ◆鈴懸(すずかけ) 
  
 

修験道の入峰修行の法衣。鈴の字は五鈷鈴を、懸は金胎の曼荼羅をかけて修行することを表す

 
     
 ◆錫杖(しゃくじょう) 
  
 

錫杖は人々を悟りに導く智杖であり、四輪・六輪・十二輪とあるが、修験者は六輪の菩薩の錫杖を用いる

 
     
 ◆最多角念珠(いらたかねんじゅ) 

 

そろばんの玉の形した百八の珠からなる念珠。念珠は煩悩を断じて仏果を生み出す法具である。

 
     
 ◆螺緒(かいのお) 
  
 

山岳修行において岩場を登る時や危難の時にこれを解いて用いる用具。

 
     
 ◆引敷(ひっしき) 
  
 

行者が獅子に乗ることによって法性に入ることを表し、実用には岩角等に座する用具。

 
     
 ◆手甲・脚半(てっこう・きゃはん) 

 

手・足の保護のために用いる用具。

 
     

 

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